2008.07.22

機運とか勢いって大事だよね、発掘発見にも

0722【源氏物語全54帖の写本「大沢本」見つかる、重文級の価値】読売新聞
この報道を昨日初見したさいには、当方7月15日付のブログにて引用しました読売新聞12日付ニュースのことかと一瞬勘違いしました。

正直、発見のタイミングが近接しすぎて、何だかまぎらわしい報道ぶり。(そんなコッチの事情は知ったこっちゃないでしょうけど)21日付読売新聞の書き様(「先に東京都内で確認された室町中期の54帖より古く」、「相次ぐ発見」)のみたいに、一言でもいいからその旨そえてくれりゃあ違うのに(と愚痴る)。

しかしまぁソレはソレとして、これだけ大部の写本が連続発見されますと、源氏物語研究にとっても、国語研究にとっても、これは当然垂涎ものの好資料なわけで、私なんかは源氏物語本体(物語としての源氏物語)に"いまのところ"興味のない身として、校合作業の結果にこそむしろ興味がわいてます。

「折角だし面白い話題や発見が聞けたならいいなぁ」と漠然と思う。

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2008.04.23

文面から「肉うどん」限定だとは思うが

0422【日清食品、カップめんの肉・カレーうどんをリニューアル】0423
>西日本のつゆの方が好評だったことから風味を統一
「東日本大敗北。orz」と、「どん兵衛」を十数年以上食したこともない私が言ってみます。つか、袋麺以外の即席麺は高校以来食ってないかも。普通においしいとは思いますけどね。>即席麺

んでそれとは関係ないですが、某所の掲示板などではコノ手の”地域+食”関係の話題って、スレッド的にはのびやすいような気がする今日このごろ。なんとなく日本人の食に対する執念は異常的な話を思い出した。

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2008.04.01

ようは「説話的興味」か

0331記【アニメ舞台『城端』 ファン“巡礼”続々 地元会社制作 活性化へ呼応の動きも:富山】中日新聞
当方ここしばらくアニメ自体を(つか、ニュースを含めテレビ番組そのものを)マトモに視ていなかったりするんですが、風のたよりによりますと、「らき☆すた」やらガンダムのモニュメントやら、"街おこしにアニメが一役かっている"という話題自体も最近では珍しくなくなって参りました。

かつての状況に比べれば最早その比ではないのですが、世間一般からするといまだに文化的地位の低い(サブカルチャーな)アニメーションというジャンル。私としてはフィクションという点で「ドラマもアニメも文化的には大差ないじゃん」とか思っちゃうクチ。

「大河ドラマやトレンディドラマの御陰で、所縁の地やロケ地が注目されるのは古くからのこと、何を今更おどろくことやある」と言ってしまえばそれまでですが、PRの材として積極的に利用されるまでに「地位が向上したんだなー、アニメも」とみれば、流石に隔世の感とてなきにしもあらず。

べつに嬉しいことでもなければ悲しいことでもないんですが、なにか過去と比べてしまうあたりに我ながら"齢"とやら感じてしまった今日このごろです。

人間、老成とか成長などと無関係にそう感じちゃうもんだから困る。


オマケ:0324記【ガンダム大地に立つ at 上井草駅前】すぎなみ
…ナミスケ ('A`)

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2008.03.20

運慶回避

0320【運慶落札、想定4億・提示は8億…国は購入断念・競売見送り】YOMIURI ONLINE
0319【運慶作の重文級仏像、三越が12億8000万円で落札】NIKKEI NET
昨日このニュースを見聞きしたときには内心、三越に惜しみない拍手をおくっちゃいましたよ。「今後しばらく、百貨店は三越一択で決まりだな」とか思うくらいに。

んで、いま上記「YOMIURI ONLINE」側の記事を読んだわけですが
>06年7月、持ち主は輸出に要する書類を提出。文化庁は重要文化財指定を視野に買い取り交渉に入った。想定していたのは3億~4億円。だが提示されたのは8億円。
なんて部分を読んでいると「そりゃあ人間ですもん欲の皮がつっぱちゃうのも致し方ない」とは思いますが、正直なところ人情として思わず「('A`)」的なツラにもなっちゃいますわな。ただ、その心意気がやや寂しいです。

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2008.03.08

素朴な疑問、字余りのうたいかた

0307【和歌の披講、音楽性にびっくり クロアチア大統領 茶など堪能】京都新聞電子版
独特の声調で詠み上げられると「音楽性があってびっくりした」と感想を話した
うえの記事とは直接関係ないんですが、以前から思っていた疑問の一つに「和歌は朗詠さい"字余り"をどう発声するのが"本来のかた"なんだろう」というのがある当方。

上古は音韻上、母音の連続を嫌う傾向にあり、仮に連続するような場合には母音のどちらか一方が脱落したり、あるいは複合してべつの母音を形成したりする、とは説かれますが和歌における正しい字余り(あ・い・う・お)ってソレにならって発音すべきものなんでしょうか?

誰か詳しい御仁、いらっしゃいましたら教えてプリーズ。

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2008.03.04

「仲が良いのは良いことだ」が

0303【神仏霊場会:近畿の社寺が垣根越え「巡礼の旅」呼びかけ】毎日jp
明治政府の神仏分離政策で廃れた「神仏習合」の信仰を取り戻そうと
いや"神仏習合の廃れ"ならはやく、近世初期から既に(儒学者などの説くところによって)始まってますがな。安易に「明治政府のせい」に帰結すんのもどうかとは思うぞ、最近。(´・ω・`)

んで、それはそうと
9月8日には参加社寺代表の僧侶が法衣、神職が狩衣(かりぎぬ)などの正装で伊勢神宮(三重県伊勢市)を参拝する一大ページェントを展開。
の部分と「信仰を取り戻そう」というスローガンとのあいだに、なにか矛盾らしきもの感じたのは私だけじゃないはず。"取り戻す"(復古?)っていうのが前提なら僧侶が法衣で参加しちゃ不味いっしょ(笑)。

とりあえず信仰心なぞ持ち合わせちゃいない私ですが、"この記事からだと"なにか違和感だけを感じちゃった今日このごろ。基本的になにがしたいのか、そこいら辺がよーわからん記事ですな。

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2008.01.16

エゴダヨ ソレハ

01.16記【調査捕鯨船に侵入、米活動家2人拘束 南極海航行中】asahi.com
01.15記【豪連邦裁、日本の捕鯨差し止め】NIKKEI NET
最近はYou Tubeへの投稿といい、うえのニュースといい、何やら鯨をめぐってキナ臭い話題が多いですな。

個人的にこれら捕鯨問題については、反対派の意見を基本的に当方"独善”としか思っておりません。そもそも「(現在の)我々には必要ないから」とか「可哀想だから」という自己の主観を、他人に無理強いしちゃっている時点で、基本から何かおかしいでしょう。

何も日本は「乱獲させてくださいよぉ〜」なんていっているわけでもなし、相応のデータとて提出はしてます。一方、反対派がそのデータについて「当てにならない」とか「信頼できない」とか主張するのも気持ちとしては理解できますんで、必要ならがっぷり四つに組んで資料同士を戦わせりゃいいだけの話(理屈では)。

はやく『古事記』や『万葉集』にも見えているがごとく、日本には時代による規模の大小こそあれ、上古から鯨利用の文化があったのだし、今でもまだ歴として滅んでしまったわけじゃない。

ホント、この手の話を聞いてますと「異文化理解」とか「意見の尊重」とかいう語にお互い絶望すら抱きますわな。

つか、文化や伝統をはかる尺度に「必要性」や「実用性」ばかり持ち出している時点で「文化にせよ、伝統にせよ、価値を理解する気ないだろう」とツッコミたくなる今日このごろ。

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2008.01.11

「伊勢」は歌人のほうじゃないよね?(と書いたあとに思った)

01.11記【皇居・宮殿で恒例の「講書始の儀」】YOMIURI ONLINE
当方、生活の基本となる職場が自営業なもので、一般の方ほど曜日にたいする感覚が鋭敏ではなく「いつの間にか一週間」ということがしばしば。おかげで時の推移にたいしても感覚がにぶく、ニュースやカレンダーをながめては漸く暦の認識をあらたにするという日々です。

一応、季節の推移にかんしては相応網をはっているつもりですが、季節感と暦とでは必ずしも一致してはくれませんので(異常気象の珍しくない昨今は特に)、うえの記事のような"毎年の恒例行事"には感覚をできるだけはってはおきたい当方です。

しかも記事によると、今年の講書始の儀には久保田淳氏も「西行と伊勢」というテーマで参加しているようで、中世文学に興味のある当方としては(昨年、伊勢に旅行したこともあって)余計気になる話題ではあります。

記事を読んではとりあえず「講談社あたりはこれを記念に(?)、かつての縁で同氏の『新古今和歌集全評釈』を、久曽神昇著『古今和歌集』みたいな体裁で学術文庫化してくれんかなぁ」とか思った今日このごろです。

是非手元に置いときたい本なんですが、古書じゃ高すぎて私なんかにゃ手がでません。
。・゚・(ノД`)・゚・。

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2008.01.08

「粥」にするのは室町期以降とかどーとか

01.07記【名水「七草がゆ」 春の香り 伏見・御香宮神社】京都新聞電子版
うえ七草粥に関する記事と本日のWii「みんなで投票チャンネル」の投票テーマ「百人一首の句をひとつでも言える?」から
 「君かため 春の野にいてて 若なつむ 我衣手に 雪は降つつ
の歌(古今集 春歌上 21番 光孝天皇)を思い出した当方。生まれてこのかた、実際に食べたこともないですけど、そもそも一般的にはどんな味付けで食すもんなんでせう、七草粥って。

まぁそれはそうと、「七草」といえば春の他にも「秋の七草」が有名ですが、コチラは『万葉集』にのる山上憶良の歌(「はぎのはな おばな・くずはな なでしこのはな おみなえし またふじばかま あさがおのはな」)の影響もあって、七草を構成する植物自体への認知度なら「春の七草」よりおそらく上なんじゃないかとも思う今日このごろ。

一応、春の七草も『河海抄』に
 「芹・なづな 御行・はくべら 仏座 すずな・すずしろ これぞ七草
なんて歌でのってたりしますんで、この機会(?)に是非暗記してあげてください。

とりあえず構成だけみていると、「粥」より「羹」(吸い物)にした方が、個人的には食いやすそうだとは思う。

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2008.01.07

私的には、「和魂」=日本人的応用力、だと解してる現在

01.06記【うまし言葉は時間がかかる 阿川弘之「大人の見識」 - 文化一般 - 文化・芸能】asahi.com
参考リンク:阿川弘之著『大人の見識 新潮新書』新潮社
「和魂」とは「撃(う)ちてし止(や)まむ」風の勇猛な精神ではなく、日本人なら持っていて当然な「大人の思慮分別」のことだと説明する
むかし学生時代「やまとごころ」乃至「やまとだましひ」という単語を古語系の辞典でひいたさい、"漢学の素質に対して処世上の知恵や能力"とか”政治的な才覚または日本人独特の思慮分別”といったおもむきの説明が書いてあったので、ソレまで武張った印象しかこの単語に持ち合わせていなかった当方としては、当時意外の感をだいたのを覚えてます。

現在、大和魂と聞いて私がまっさきに思い浮かぶのは本居宣長の著名詠
 「しきしまの やまと心を 人とはば 朝日ににほふ 山桜花
だったるするんですが、本居大平が伴信友の質問に答えたところによると、この歌の主眼は「うるはし」的な意味にあるんだとかどーとか。

この歌は昭和十七年(1942年)の「愛国百人一首」(日本文学報告会撰版)に採られていることもあって、戦中をかよった人なんかにとっては宣長詠のなかで最も著名な一首なんじゃないでしょうか。(最近の人にとっては自画像への讚として書かれている歌としての方が有名かも知れませんけど)。

古語に明るい宣長が「やまと心」という単語にたいし、敢えて通用の例からはなれた「朝日に匂う山桜花」と通う"美"的な象徴を見いだすあたりに、言葉のもつ時代的イメージ(この場合、江戸時代後半の国学振興期における古への憧憬か)の"強さ"を改めて考えてしまう今日このごろ。

なお宣長自身、自讃歌として自影にも書きつける件「しきしまの〜」詠ですが、自撰私家集『鈴屋集』には同歌を採録してはおらず、また歌稿「石上稿」にも佳作の合点を本人附していないなど、「文芸的にはあまり評価をしてはいなかったんじゃないか?」とも言われたりします歌。

私的には画像と歌のもつ含意性バランスや愛唱性の良さなんかによって、案外気に入ってたりもするんですが、鑑賞や評価ってむずかしいですやね。

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2007.12.25

「Natalis Solis Invicti」、まぁ冬至のあとだし

「メリークリスマス」、この台詞をテキトーに訳するなら「今日は楽しいクリスマス」。これだとなにか替え歌の歌詞みたいですが「クリスマス」という単語自体は「キリストのミサ」=「キリスト礼拝」の意味だとかどーとか。

キリスト教徒でもなく、ましてや信仰心など欠片もない人々がこの単語を連呼しまくる国 日本。これをキリスト教圏で、なおかつ信仰心の厚い人からみれば「さぞや奇観なんだろうなぁ」とは有りがちながら思ったりもする。

もっともキリストの誕生日自体、福音書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ)にも記載なんてないわけで、ミトラス教における太陽の祝日をキリスト生誕から3世紀+4半世紀以上して無理矢理"誕生日ということに制定"しているのを思えば、「ご都合主義はお互い様」だとはいえそう(農耕神をまつるサトゥルナリア祭や聖ニコラウスの祝日まで今は一部ドッキングしてるし)。

とりあえず、クリスマスとは縁薄き当方ですが今日は太陽神つながりということで、イヴに売れ残ったケーキでも神棚(当方地区の産土はアマテラスとヒノカグツチ)に供えてみた朝。

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2007.12.13

「いい字一字」なら「11月2日」でも「11月21日」でもいいような…

12.12記【「人」が「為」した不祥事続々 今年の漢字に「偽」】中日新聞
12.12記【12月12日は"漢字の日"漢字力にも「地域格差」が!? 『漢検DS2』調べ】iNSIDE
12.12更【(PDF)『漢検DS2』12月12日漢字の日『都道府県別“漢字力”調査』結果発表】ロケットカンパニー
さて昨日(12月12日)は「1212」を「いい字一字」と読んで漢字の日(平成七年、日本漢字能力検定協会の制定による)ということになってますが、今年の漢字は大方の予想通り「偽」が撰ばれたようですね。

おそらく上の中日新聞見出しにかぎらず「人(にんべん)に為(なす)と書いて偽(いつわり)と読むとは良くいったもので〜云々」なんて台詞が、各メディアを中心にアチコチ氾濫していることでしょう。

べつに「偽る」こと自体なら、人間にかぎられた話しでもないでしょうにねぇ。

んで、そんなことより個人的に気になったのは下段の話題、調査の仕方が「インターネット上」というのは気になりますが、平成19年度の全国学力・学習状況調査との差異なんかが面白いですな。

とりあえず、秋田県は無難に11位で安心しました(笑)。

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2007.11.19

大和絵に関する歴史書籍が欲しいわけだが

11.18記【狩野永徳展:閉幕 期間中23万人が来場 京都国立博物館】 毎日jp
関連リンク:【特別展覧会 狩野永徳】京都国立博物館
くだんの来場者数が多いのか少ないのかは知りませんが、以前におなじく京都国立博物館でやっていた大和絵ほかの特別展もたしか、結構な数の来場者があったかと記憶します。

やはり絵画の場合、他の芸術作品と比較して、専門知識がなくても相応人それぞれに楽しめそうな点がつよい理由なんでしょうかね?

私も先日たまたまネットで見かけた古本『狩野派絵画史』を割安感にもひかれて購入したんですが、大和絵に関する同類の書籍(琳派・土佐派・住吉派など諸派の絵画史兼人物史)って、検索した限りではあんまり見かけないもんですね。

画集なら割りかし引っかかるのに、惜しい。('A`) メアテトチガウ

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2007.10.11

所詮、名前も流行と不可分

10.10記【子供が自分の子につけたい名は「勇気」「愛」】毎日jp
「任天堂プレスカンファレンス2007」に一人発狂するなか、ブログだとうえのような記事に反応してみる当方です(これを執筆してる時点だとまだ案内ページもないし)。

小学5年、中学2年、高校2年の男女各300人を対象に実施したアンケート調査[中略]調査は郵送で行い、合わせて837人から回答を得た。
と回答者は少ないんですが、興味深いといえば興味深い結果。

昨今の親がつける名前にはときに「暴走万葉仮名」などと揶揄される名前も多いみたいですが(個人的には変な名前を付ける親なら「何時の時代でもいるだろう」とも思いますが、増加傾向だろうというのは何となく否定しない、身近にも多いし)、件の結果はかなり穏当なようで、何となく感心した今日このごろです。

当方なら「先祖や祖父や父などから名前を一字をもらったり、好きな歴史上の人物から実名(諱)を一字をもらったり(ようは偏諱を賜ったり)してみたいな〜」とか思うんですが、子供以前に結婚すべき相手すらいねぇ。('A`)

何なら養子でもいいッス!

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2007.10.08

ところで費用的に一番高い時代って何時なんでしょ?

10.07記【足利将軍、時代祭へいざ出陣 新設の室町列衣装公開】京都新聞電子版
関連リンク:時代祭2007
仮に旅行に出かけるにしても、繁忙期をさけるのが常な当方としては、ぶっちゃっけイベントごとには縁薄く、上の件もモチ同断。「べ、別に羨ましくなんかないんだからね!」と、とりあえずツンデレてみます。

衣装などの新調に約1億円かかった
さすがは観光都市京都、金額だって使途だって、とてもじゃないがマネできねーッス。
「室町時代の衣装行列」という点からして、"費用 対 効果"がどれほどのものか、正直わたしにはよく解らないんですが、何にせよ時代が一揃いするというは壮観でありますね。

んで、たまたま昨日から『装束の日本史 平安貴族は何を着ていたのか』を読み始めたところの当方。衣装史は「衣服各部位の名称と実物の照応に、こなれるまでが大変だ」と改めて実感した今日このごろです(以前『服装の歴史』を読んださいにも、”読み方”とその点に難儀した)。

有識故実理解への道は険しいなぁ〜。

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2007.09.12

共通認識の脆弱化は文化の基盤すら壊しかねん

09.12記【小学社会に「縄文時代」復活へ】nikkansports.com
09.12記【小学校で全都道府県名と位置くらいは暗記を…中教審方針】YOMIURI ONLINE
上記のニュースを知るなり「そもそも教えとらんかったんかい!」とツッコミを入れた方、私のほか挙手。ノシ
「ゆとり教育」ってここまで進行してたんですねと、正直驚きましたです、ハイ。

「"詰め込み教育"がどーとか言う以前に、一般常識や共通の感覚くらい、はやめに詰め込んどかんと話にもならん」というのが私の正直な感想。

どう考えても世代格差(ジェネレーションギャップ)を生んでますやね、コレ。>ゆとり教育

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2007.09.03

価値観の稀釈

09.02記【世界陸上閉幕、日本のメダルは土佐の「銅」だけ】NIKKEI NET
イマイチ盛り上がりを欠いたまま、その流れで終わってしまった感のある今回の世界陸上。
なかには一部気をはいた競技もありましたが、全体的にみるとやはり成績的にもふるわなかった御様子で、まぁ残念といえば残念な話。>日本選手勢

先日、「スポーツ省(ないし庁)を」つくろうという話題が記事になってましたが(ただし提言した人もすでに退陣済みなので、当然お流れなんでしょうけど。この提案)、この手の新省庁の話しが出ると当然ともなう反対意見が「どこにそんな金があるんじゃい」という論。

如何せん、”文化事業”となるとただでさえ”価値観”の相違がはげしい現代社会。「サッカーくじ」の売上同様、使途があらかじめハッキリしている「くじ」や事業が増えれば、文化支援もしやすくなったりするんでしょうか。

個人的には、スポーツに限らない「文化支援の商品」が増えれば嬉しい今日このごろです。特に歴史や伝統文化に関する方面で。

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2007.08.29

とりあえず「きりたんぽ」と「だまこもち」が思い浮かんだ

08.28記【「郷土料理百選」9月1日からネットで人気投票開始】日本商工会議所
関連リンク1:「農山漁村の郷土料理百選」に係るインターネット人気投票の実施について
同2:財団法人 農村開発企画委員会
上の件は例のごとく、今朝Wiiニュースチャンネルにて見かけたる話題。

先月末より当方、なぜだか書籍『聞き書 ふるさとの家庭料理』5〜7巻を購入しまして、週に一度くらい時間をみつけては、気になったものをチマチマ料理している今日このごろです。気の向くままにやる料理って、案外楽しいもんですな。

と、それはそうと、もはやお馴染みになりつつある省庁企画の「百選」シリーズ。こたびは「農山漁村の郷土料理」というテーマのもと、人気投票をおこなう(投票期間:9月1日〜10月10日)とかどーとか。

百人一首の影響のせいか、私は好きなみたいです。この手の百選企画は。

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2007.08.12

「山県昌景ファンの心理はチト複雑かも」と心配させられる、ひこにゃんの人気ないし知名度

08.08記【彦根の「ひこにゃん」に続け、土佐の「やまぴょん」 】asahi.com
うえは昨日たまたま知った8日付の記事。
「柳のしたのどぜう」が何匹いるのかは知りませんが、「「ひこにゃん」に対抗して「全国制覇」を目指す予定はなく、「当分は子ども向け講座のチラシ限定」」とのあたりは何ともまぁ慎ましい。"変に叩かれたり"しないためにも、賢明といえば賢明か。

しかしながら、こういう例がほかにも実際出て来ますと、外野の身としてはいっそのこと"他の地域バージョン"も、もっと見てみたくなった今日このごろです。

先例からしてこの場合、鍵となるイメージはどうやら”兜”なようなので、「変わり兜」で著名な人物や大名家なんかはデザイン上わかりやすく、マスコットとしてもPR効果は高そうですな。豊臣秀吉や徳川家康、伊達政宗や直江兼続なんかは結構有利っぽい印象。

あと関係ないですが、個人的に武田信玄と上杉謙信の場合、変わり兜がどうとかいう以前に、信玄頑駄無謙信頑駄無の兜飾りが真っ先に思い浮かぶ当方です。

元祖SDにしろ、BB戦士にしろ、いまだ押し入れにねむってます。

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2007.07.28

「国語」の授業はもう少し、古典を増やして欲しかったりした

07.27記【短歌研究新人賞:大学2年生の吉岡太朗さんに】MSN毎日インタラクティブ
関連リンク:短歌研究社
去年の9月から意識的に、自作短歌をPCに記録するようになった当方。

ただし思いにふれたとき以外、作歌にのぞむということもないので、約10ヶ月たった現在もその数は100首に満ちませんし、創作時にいちいちメモを取っているわけでもないので、PCのまえにすわる以前、スッカリ忘れるということも屢々。

とりあえず、すずろに遊んでいるだけですが、修辞のため辞書をひく回数も増えましたし、文化的な面でもいろいろ勉強にはなりますわな。巧拙の点はともかく、脳の体操にはなってそうです。

んで、話は飛んでWiiニュースチャンネルにて見かけた上の記事。
当方『短歌研究』なる雑誌自体読んだこともありませんが、今年の同新人賞は
昨年の野口あや子さん(受賞時19歳)に引き続き、若い受賞者となった
とのことで、なにげに(当方と年が干支半周分も離れちゃいませんけど)若年層にも相応には浸透しているもんなんでしょうかね、現在の短歌って。

このこと自体、個人的にはたいへん嬉しい限りなんですが、学校の授業では短歌って、ソレほど時間を割いて勉強した記憶はないですな、私の場合。散文詩や俳句のほうがまだ時間的には多かった気もする。

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2007.07.27

「○○文学大系」とか、シリーズで揃えるのは辛い

07.26記【公式サイトで「文学検定クイズ」を実施 「一度は読んでおきたい日本文学100選」】ITmedia +D Games
関連リンク;一度は読んでおきたい 日本文学100選公式サイト
発売されたのを記念して、公式サイトで「-文学検定クイズ-文学ノススメ」が公開された
ということで、何となく当方も気の向くままにやってみました。
んで結果は↓このとおり。

H19072701


H19072702


たしかに日本文学は日本文学なんですが「近代以降の作品しかじゃねーか!」というのが、予備知識無しでのぞんだ率直な印象。正直、明治以降はほとんど守備範囲外っす。

記紀風土記、歌物語、日記文学、説話に軍記。この古文バージョンがでるのなら、間違いなく買っちゃうんですけどねぇ、私は。実現したらお徳過ぎですけど。

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2007.06.17

豆知識:「近代化遺産」として全国初の国の重要文化財指定を受けた建物は秋田県にあるらしい

06.16記【06.16記/北区山車蔵の登録を答申】東日新聞
06.16記【左京・対岳文庫などを登録文化財に 文化審が答申】京都新聞電子版
06.16記【okanichi.co.jp:登録有形文化財に4カ所9件 高松農高資料館など答申】okanichi.co.jp
06.16記【鹿銀本店別館など県内3建造物 登録有形文化財に答申】373news.com
06.15記【桜川市:伝統的な建造物保存条例案を可決 茨城】MSN毎日インタラクティブ
文化財保護法の一部を改正ということもあって、ここ最近は"近代化遺産"という括りで幕末から昭和といった期間の文化財が再評価されていますが、うえの記事群なんか観ていると如実にそれを実感できますね。

一応「近代化遺産」という区分け自体は90年代から既にあったみたいですが、ここ数ヶ月の活発化は良い意味で異常です。

それぞれの都道府県で実際に登録が実現するのかは兎も角、いろいろな意味で"文化の掘り起こし"にはつながりそうで、個人的には見ていて嬉しい現象ではあります。

ちなみに近代化遺産という名称だと、歴史好きのなかでも"玄人向け"という印象をうけてしまう当方。アピールの仕方が課題でしょうか。

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2007.06.11

享年35歳の子規を例にするのはどーかとは思う

06.10記【俳句、「脳トレ」より活性化度大 川島教授と実証 松山】asahi.com
研究者は「正岡子規らを生んだ『俳句王国・松山』から、全国に俳句文化を広げるきっかけになれば」と期待している
『歌よみに与ふる書』の印象がつよく、正岡子規について新古今・古今調好きの私としては些か微妙な感情もある今日このごろ(笑)。時代性や歴史的評価をべつとすれば、歌論上では相容れねー。

と、そんなことはさておき件の記事。
私の場合この手の健康ニュースは感心の外と毎回聞き流すのが常ですが、任天堂的・国文学的話題つながりということもあって今回は一寸反応してみました。

「子規が晩年、病気になっても、頭がはっきりしていたのもうなずける。認知症の予防や改善に、句作を試してみてはどうか」と話している
まぁ確かに俳句にかぎらず、管見の範囲では"認知証になった歌人”なんて例は知りませんな。とくに藤原俊成(享年91歳)や定家(享年80歳、そのうえ晩年中風)の例をみると「さもありなん」とおもわる。

個人的には時雨殿でならす任天堂に「脳トレ 文学篇」なんぞ期待してみる。Wi-Fiで題詠や連句なんかを通信できたら嬉しいなぁ・・・。

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2007.05.08

短歌や俳句の「義訓」は好きだ

05.07記【小学生、漢字の「書き方」苦手・テレビ視聴が影響か】NIKKEI NET
正直いまさら「小学生で習う漢字は「読み方」よりも「書き方」を間違えやすい」とか聞かされても、反射的に「傾向としては普通そうじゃね?」としか第一印象としては抱きませんでしたが、一寸改めて考えてますと今回"実地"にデータを収拾したこと自体に、相応の意義がある、ということなんでしょう。「論より証拠」というか何というか、小さい事からコツコツと?(疑問形)

送りがなの付いた漢数字に誤答が目立った
漢数字については兎も角、漢字の読みや送り仮名が本格的・統一的に整備されるのは近代および戦後になってからのことなので、江戸時代以前の読みや送り仮名にも馴染んでくると、そこいら辺は別に大雑把でもアバウトでもいいような気がして来るから困る。

慣用を認めることと原則の確立、ほんとバランスって難しいやね。

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2007.03.21

御食国(みけつくに)なら淡路か若狭(小浜)か

03.20記【三重県知事が宮城の「うまし国」に抗議】nikkansports.com
我が家では既に毎年恒例と化している当方の年に一度の一週間史跡旅行。
平成19年はこれまで未訪問で、なおかつ幕末維新と関連のふかい山口(長州藩)・奈良(大和義挙)の二県をさしおいて、三重県に行っちゃおうかなと現在画策中の当方です。

何にせよ「うまし国」と聞いて真っ先に連想するのは万葉集の第二番舒明天皇歌(大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立つ立つ 海原は 鴎立つ立つ うまし国ぞ 蜻蛉島 大和の国は)の影響で「伊勢(三重)でもなければ、陸奥(宮城)でもなく、大和(奈良)だったりしやせんか?」と安易に発想する私ッス。

無論「神風の伊勢の国は常世の波の敷浪の帰する国、傍国のうまし国なり」なんていうアマテラス大御神の有名な台詞(『日本書紀』)もありますんで、伊勢国自体は次点に思いうかぶ国ではあったりもしますが、とりあえず陸奥国が「うまし国」という"古語のイメージ"かというと、歴史的類型からは正直些かの違和感は感じますな。

私的には詩歌や文画にかぎらず、"類型のイメージ"って案外大切だと思う今日このごろです。ただでさえ共有する文化的基盤が崩壊してそうな時代ですし。(´・ω・`)


うまし:「宇麻志は美稱なり。[中略]其は心にも目にも耳にも口にも、美きをば比れ讃て云ふ言にして(今の世にはただ物の味の口に美きのみいへど、古は然のみならず)[中略]宇麻志という言には美の字よく当れり」 by 本居宣長

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2007.03.12

歴史性というか時代性無視

03.11記【古代から現代まで 日 操る彼らばかりの ‘神話’
某所にて見かけたました記事。
当方も先日、(記事本文に名前が出て来る)神野志隆光氏の最新刊『漢字テキストとしての古事記』を読み終えたばかりなんで、何となく反応。なお、リンク先はハングル文字で書かれてますんで、私的には機械(ウェブ)翻訳必須。

まぁ見出しからしてアレなんですが、記事における『古事記』に対する説明も、また日本観もソレ相応。一段ごとに反論(というかツッコミ)とかしたくなります。

とりあえず「他例、"建国・創世神話"の類を知ったうえでいってるのかな、この台詞」とか思いました。洋の東西を問わず、古代人の活動範囲とか考慮しろよと。(´・ω・`)

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2007.03.02

俗っぽくてもいいんじゃない

03.01記【美少女「萌えキャラ」相次ぎ登場 自治体キャラクターに】asahi.com
基本的に所謂「サブカルチャー」が嫌いじゃない当方としては、上の件も「面白い傾向だね〜」と思ったりする今日このごろ。

先日ラジオで聞いた話なんですが、フランスでは現在ジャパニメーションブームとかいうことで、萌え絵の描かれたアイテムがいろいろ散見されるとかどーとか。

相似した浮世絵の例をひくまでもなく「"活力"はあるよなぁ」と思ふ。

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2007.02.26

いつか大原にも行きたい

02.25記【隠岐国分寺の本堂が全焼 島根・隠岐の島町】asahi.com
隠岐に流された後醍醐天皇の行在所跡(あんざいしょあと)とされている。
隠岐というと、文武工と諸芸において凡ならざる後鳥羽院配流の地というイメージ、まずはたらいてしまう当方。上の件は似たような経緯でもって隠岐に流された後醍醐天皇ゆかりのお寺だとか、どーだとか(あくまでも"伝”行在所跡なので)。

記事によると焼失した本堂自体は昭和に再建されたものなのだそうで、"建築史上における被害"という点でならば殆どないのかも知れませんけど、コチラにもよると「舞楽「隠岐国分寺蓮華会舞」に使われる面」および「鎌倉時代の制作とされる木製の四天王像も燃えたとみられる」とのこと。

この手の事件・事故のたぐいは、関係事項について簡単な知識しかない当方でもホント、妙にうら悲しくなってきます。工芸史的にはシャレにならん話でしょうしねぇ。なんか寂しい。(´・ω・`)

 追記
02.26記【隠岐の島「国分寺本堂」全焼…舞楽使用の面重文9つ焼失】スポーツ報知
隠岐は鎌倉時代、承久の乱に敗れた後醍醐天皇が流された場所で有名。
・・・。

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2007.01.19

個の干渉?

01.18記【馬肉禁止法案を再提出=米議会】時事ドットコム
この手の話題を聞くたび「どうして外人さんはこうも独善的かなぁ」と些かあきれなくもない当方。

私も馬ないし競馬好きの端くれなので、一応その礼儀(?)と心得て、馬肉は現在食べないことにしてますが、これまで25年も生きていれば以前に何度か食べちゃった経験はありますし、そのさいは普通においしいものとも思いました(笑)。

日本の場合、ちかくに椅子と机以外なら"足あるものなら何でも食う"人々が住んでたりしますけど、そのことについては兎や角いってもいませんし、個人的にも他国の文化は文化として「尊重してやりゃいいんじゃね?」とは思います(流石にカニバリズムはどうかと思いますけど)。

「西洋人は”個人主義”」とか言われるわりに、ここいら辺は口うるさのな。('A`)

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2007.01.12

「鏡開き」と家光

01.11記【藤樹しのび「孝経」を唱和 高島の書院で講書始め式】京都新聞電子版
上の件の記事とは直接の関係はありませんが(近世つながりで牽いてみた)、カレンダーなんか見てますと、1月11日は「鏡開き」とのこと。

我が家の場合それよりはやく、鏡餅にカビがはえすぎない以前に「おしる粉餅」と「きな粉餅」にして既に頂戴済みです(餅がカビ臭くなるのいやですし)。年末年始は餅三昧でしたが、それでも私は餅が好きッス。
( ゚Д゚)イクラタベテモアキナイヨー

ところで、鏡開きが11日におこなわれる理由として、俗説的説明としては「本来は武士の"刃柄(はつか)"、女性の"初顔(はつかお)"にかけて、20日(はつか)に行われるのが一般的であったが、徳川家光の忌日(命日4月20日)を避けて11日に繰り上げられた」なんてことが言われます。

しかしこの話、"20日を避ける理由"にはなってはいても、敢えて”11日におこなう"という理由にはなってませんよね。第一「徳川将軍家の忌日だから」という理由でもって、こうも全国的にひろまるものかと些か疑問に思わないこともないっす。

やっぱ「商家や農家の仕事初めにあたる"蔵開き"同じだから」とする説の方がよっぽど信憑性が高いと思うんですが、どうしてもやっぱ知名度では負けちゃってますね、この説。

そもそも「"家光忌日説"の出典って何なんだろう?」と思った今日このごろ。

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2007.01.06

残民争いて採る首陽の蕨 処々炉を閉じ竹扉を鎖す 詩興吟は酸なり春三月 満城の紅葉誰が為に肥ゆ

01.05記【銀閣寺、銀箔なかった 科学の目 通説裏付ける】京都新聞電子版
お寺は「銀箔がなくても銀閣の価値は変わらない」としている。
読むなりとりあえず「そりゃそうだ」と内心ツッコミをいれたところの松裕堂です。

東山文化にゃ詳しくなんかないですが(自分そんなんばっか)、漠然とソレに対しもっている「幽玄」や「侘び・寂び」といったイメージと、銀箔張りの建物とではベクトル上たいへん不釣り合いではありますわな。

ただ足利義政が政治にはやく興味を失い、自己の享楽や文化活動についやした諸費用を思うと「幕府の財政難や完成直前に義政が死去したために銀箔が張られなかった」なんて記事の説も(文化の方向性が違うのに)真しやかに聞こえるから困る。

つか、金閣寺も銀閣寺も、近くを素通りしたことしかないやな、自分。(´・ω・`) 優先順位ガチョット・・・

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2007.01.05

あと読みたい優先順位も

01.04記【NHK大河 6年ぶり京都“素通り” 反動心配 京の観光業界】京都新聞電子版
今回の「京の冬の旅」は源氏物語でコースを組んだが「08年の『千年紀』を盛り上げる前段」と、やや苦しい理由
上の件のとおり、『源氏物語』は平成20年(2008年)、『紫式部日記』寛弘五年十一月一日条にもとづいて「千年紀」を迎えるとかどーとか。

しかし、なにを隠そう当方、件『源氏物語』自体、作品として通読した経験なんざございません。

もちろん、あらすじや掲載されている歌々、作品としての設立など、所々のお話や事情については断片的に知ってもいますが、物語として細かなストーリーを聞かれても、もう殆どがお手上げの状態。

んで、ただいま当方『編年体古典文学1300年史』なる書籍を読んでいるところなんですが、そこで改めて自身と古典との距離を実感していたりしやす。

作品名を知ってはいても、実際に該書々を通読したことがあるのかとなると、思想書や詩歌の類はともかく、物語文学の類(それこそ古代〜近世における広義の草紙類)にいたっては殆どが未見・未読の状態です。

無論、世の中、大方の人がそんなもんだとは思いますが、我ながら"妙な歯痒さ"を感じなくもないわけで、いまは数の多さにアンニュイ気分を満喫している今日このごろ。

興味はあっても時間がねぇ。orz

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2006.12.15

古典のパロディ、日本に生まれて良かったわ(笑)。

12.14記【中国/日中の文化的ギャップ鮮明に 古典人物パロディーに法的措置】FujiSankei Business i.
中国古典の登場人物をパロディー化したゲームなどをインターネットで紹介した場合、「ウェブサイト管理人が法的な責任を問われる可能性がある」と警告した

歴史と創作(フィクション)の区別もつかない人は正直痛いだけですが、歴史や古典の”パロディ”なら基本的に好物だったりする松裕堂です。お笑い・萌え化はドンとこい。

ところで、ここでいう古典とは「学問・芸術のある分野において、歴史的価値をもつとともに、後世の人の教養に資すると考えられるもの。多く、著述作品についていう」といった定義に近いものなんでしょうけど、日本の場合、文字という文化自体、中国大陸から入ってきたもんですから、それはほぼ必然的に大陸文化との接触も意味しますわな。

ステロタイプな印象として、西洋化一辺倒とみられがちな明治以降においても、大陸の古典を”我が国の古典”として受容してきたことには変わりなく、近代以降でも相当数の人々(元田永孚とか、重野安繹とか)が大陸文化の受容・解釈において、その重要性を強調したりしています。

私の場合、大陸の古典というとオリジナルの翻訳モノとしては『論語』・『老子』・『孫子』だとかいった”諸子百家”の類をいくつか読んだという程度で、漢詩の古典やら、『三国志演義』・『西遊記』・『水滸伝』・『封神演義』といった小説の類、二十四史など史書の類については断片的な知識しか持っておりません(幼年期にNHK人形劇なんかで知っている程度)。

とはいえ、我が国にたいする大陸の文化的影響については相応承知しているつもりなので、中国のこの対応には正直残念というか、何というか。

現在の中華人民共和国とかつての歴代大陸王朝とでは”国家としての連続性”が存在しないという点で、古典にたいする立場としては、日本と大した違いもないと思うんですが、そこいら辺は中国政府、どう思っているんでしょう?

普通にスルーなのかなぁ。(´・ω・`)

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2006.11.08

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