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2009年6月27日 (土)

目もかれず 守る山田の 稲妻の 光にふれて ただならず見ゆ(源俊頼)

06.26【6月26日 雷記念日 366日への旅 記念日編 今日は何の日】366日への旅

動画も視ずにカレンダーだけを毎日チェックしている「Wiiの間」。そのカレンダーによると昨日(26日)は雷記念日なんだとかどーとか。

謂れは、延長八年(930年)旧暦のこの日、平安宮清涼殿に落雷があったことにちなむんだそうで、「御霊信仰に付会される歴史事件が、いまだ記念日というかたちでいきてるんだなぁ」と何処の誰が制定したのかは知らず、一人感心。

かつては農耕民族だった日本のこと、天象に属す雷に神格が同居する例は上件の「火雷天神」=菅原道真にもおおく、
記紀や風土記にみえる品のあがれる神としてはタケミカヅチ・アヂスキタカヒコネ・カモワケイカヅチなどがおり、
ふるい伝承には水神としての蛇・雷の祭祀者だったかと推測される小子(チイサコ、童)に雷性が加わっている説話など、バリエーション多くいろいろとみえます。

また、道真以外の御霊に雷が付会されている例も散見されて(京都御霊神社の若宮に雷神が祀られていたり、『平治物語』における源義平雷神化説話などなど)、現代でも冗談か本気かはともかく、落雷にたいして「たたりじゃー」とか「天罰じゃー」とか類想してみたりするのはある意味で定形(笑)。

ついで雷自体が宿す神性としては、「イカヅチ」(厳つ霊?、イカイカという擬音+連体助詞つ+霊?)・「ナルカミ」=「カミナリ」(神鳴)・「イナヅマ」(稲の夫)、「イナツルビ」(稲婚、ツルブが婚の古訓)・「ハタタガミ」(霹靂神)、「カムダチ」(神立ち)など名称に表される神性があり、速さ・激しさ・高威力の比喩として雷(電も訓は同じ)が故事成語や熟語、漢詩や和歌に取り込まれてる例も多いです。

いまの私であれば、斯く雷の象を民俗やら国文の方からとらえたくなりますけど、もっと若い時分や大衆文化の層からとらえようとすると、どんなあたりが浮かびますでしょう?
手元にあった雷神風神図のクリアファイル

雷頑駄無?(SD戦国伝)、ゼロガンダム?(ナイトガンダム物語)、デイン系呪文?(ドラクエ)、FEサンダー系魔法(フリージ家・イレース)、雷神剣?(YAIBA)、角電撃?(メフィスト二世)、サンダードラゴン?(ラジコン・ミニ四駆)、ドリフ?、
などなど、手すさびのまま上のように打ち込んでみましたが、固有像として強いものはさほどないです。

なので、今なら「タケミカヅチ」・「蛇」・「龍」・「小子」・「剣」・「矢」・「鉄器」・「速さ」「蹴」・「宵」あたりが、連想語として私的には落ち着きます。世間一般がどうなのかは当然知りませんけど、俵屋宗達「風神雷神図」あたりがメジャーどこ?

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