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2005年7月20日 (水)

ひえもんとりか、カニバリズムか。

先週から意図的に幕末のネタをblogにも書き込むようにしている今日このごろ。
心中「一応、メインでは幕末サイトを運営してるわけだし、需要ならあるだろう」とかどーとか言い訳をしながら、一週間くらい書き込みを放置したりする現状を打破したい。

んで、今回は幕末系のblogにトラックバック。

07.20記【本当に「度胆」を抜かれた二本松藩士】幕末.net
上のリンク先で取り上げられている小説、そのネタ元になった資料や原文には当方もあたっていないので(引用の『二本松藩史』以外)何とも偉そうなことはいえないんですが、人間の胆が高級薬材として売られていた江戸時代のこと「左もありなん」とは思える話です。

聞くところによると、件の行為におよんだのは薩摩藩兵らしいのですが、ふと薩摩藩に伝わる「ひえもんとり」という死刑囚の亡骸から胆嚢を数人で争って取り出す、一種の競技兼訓練のことを思い出しました。

「ひえもんとり」に参加するのは足軽以下のごく軽い身分の者で、競争者は互いを殺傷しないよう予め刃物を脱した状態で事におよび、先を争っては屍に群がり、罪人の亡骸から胆嚢などを取り出すことになるわけですが、競争者は刃物を所持していないため頼れる利器は己の歯のみ。文字通り死体にかぶりつき、そのまま口中にふくんだり、傷口から手を突っ込んだりして取り出すことになるんだとか。

知らない人間から見れば「生肝を喰らっている」ようにしか見えないような光景ではありますね。んで私は、その事の誤伝(あるいは尾ひれの類)が上記のような「伝説」になったのではないかと推測したりしています。

つか、このほかに他例をみかけない以上、トーテミズムに乗っ取ったような「能力の移行」を目的にした一種の「カニバリズム」的な風習が、日本あったとは一寸考えづらいです。とりあえず「猟奇事件」の一つとしてならありえそうですけど。

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コメント

はじめまして。
幕末.net管理人のわだと申します。
トラックバックありがとうございます。

上記の話の裏づけとして、騎兵隊隊士・三浦梧楼が、「主に薩摩人がやったことで、いたるところで胆をとった」と回想している書簡もあるようです。

でもたしかに、当時の人々が薩摩人の勇猛さを語り継ぐ間に、このような話に尾ひれがつけられていった可能性はありますよね。

特に、痛めつけられた東北諸藩の目には、薩摩人は自分たちとは別の人種に映ったことでしょうから。

ドモわださん、レスポンスありがとうございます。

>三浦梧楼が、「主に薩摩人がやったことで、いたるところで
>胆をとった」と回想している書簡もあるようです。
明治期にも「戦争があるたびに死体から胆嚢を取り出す不届き者が多くて困る」みたいなこと漏らしている人がいますんで、実際のところは薩摩人に限らず、やっている人間はいそうですな。

「落人狩り」ならん死人狩り状態。

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