2009年7月 4日 (土)

平成21年7月1日〜2日付、目についた記事で雑感。

07.02【「碍」常用漢字に必要?…障「害」印象悪く、賛否両論】読売新聞
「障害者」ではなく「障碍者」と書けるようにするためで、印象の悪い「害」は嫌われているようだ。
人間、他人に言われたくない台詞なんて多かれ少なかれあると思いますし、くだん気持ちもわからくはないんですが、この手の言葉狩りなんて実際イタチごっこなのもまた自明。

「一時や暫時、負のイメージを糊塗できるのであればそれ十分」と仮に考えるなら、これも問題のない手法なんでしょうけど、安易に語彙をせばめるこの行為には正直感心もしがたいです。
言葉は生物(転成するもの)だから難しいですやね。

07.01【笠松競馬にニンジン1.5トン寄贈 オグリキャップ以来大ファンの81歳女性:岐阜】中日新聞
はいはい、おなじくオグリすきーのワタクシが何となく反応。馬かわいいよ、ウマ。

競走馬は「命を懸けて人間のために働く誠実さと純粋さが魅力」
直裁にいってしまえば、家畜にせよ愛玩動物にせよ、天然記念物にせよ絶滅危惧種にせよ、人と動物の関わりなんて大方がエゴ類いでもってなりたってますやね。

キツいレースローテションを組まさせる競走馬なんかみるたびに、痛切に思い知る日々でござんす。(´・ω・`)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 1日 (水)

「朝に鳶鳴けば即ち風あり」とかいう。

-----------------------------
  日並みごとのいとなみ、月より変わり行かむほどもみえ侍りつれば、朝つ方にトビをながめながらよめる
     朝ぐもり なくや寂しき とびの声 たかく響きて 風とよむなり
-----------------------------
というわけで家庭(自営業)の事情ながら、今月(7月)より当方生活環境に変化あり。ゆえあって週の過半の半日を、隣町にて働くことになりました。

ひらたく言うと半日出張・半日地元と、掛け持ち営業の日々が暫くは続きそうです。

斯く親より辞令が下りましたのが昨日(6月30日)のこと。おかげで心の準備もなにもあったもんじゃないんですが、数年前にも大学から急遽呼び戻されては、出張営業なんて経験もあるので、これも似たようなものと言えば似たようなもの。とりあえず誰かさんよろしく「なるようになるさ」と対応のつもり。

ただ問題はリアル生活とネット生活の時間バランス。再構築までがめんどそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月30日 (火)

平成21年(2009年)6月、幕末維新ほか書籍まとめ

平成二十一年(2009年)六月発刊、幕末維新書籍ほかまとめ。

今月は新刊で購入した幕末維新関係はとくにありませんでした。
ただし日本史・国文関係にやや散財の観あり。
来月こそは積み立てとかせんと、年末(おもにWIIのため)が心配……。
-------------------------------------------------
(目についた)幕末維新 関係
●『木戸孝允関係文書(4)』木戸孝允関係文書研究会編  東京大学出版会/6月上旬/税込価格:12,600円/小松帯刀、西郷隆盛、三条実美、品川弥二郎、渋沢栄一、高杉晋作など、幕末・維新期の英雄、明治の重要人物が多数登場する。
●『吉田松陰の思想と行動 幕末日本における自他認識の転回』桐原健真著  東北大学出版会/6月上旬/税込価格:3,150円/吉田松陰の思想と行動を、没後150年目の今、まったく新たな視座から問い直す。彼の軌跡を追体験することは、また同様に一箇の転形期である今日の日本を逆照射することにもなるであろう。
●『お台場 品川台場の設計・構造・機能』淺川道夫著  錦正社/6月中旬/税込価格:2,940円/ペリー来航をきっかけに江戸湾内海防禦のためにオランダの築城書をもとに設計され築かれた西洋式の海堡「品川台場」。その設計・配列・諸施設の構造等について、西洋築城術がどのような形で反映されているのか? 台場築造に用いたオランダ築城書を個々に探究し、日本側の文書史料・品川台場の遺構と照合することを通じて明らかにする。
●『龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン』加治将一著  祥伝社/6月中旬/税込価格:700円/
●『薩英戦争 怒涛編』渡辺宏著  南方新社/6月中旬/税込価格:3,045円/超大国イギリスを撃て!本書は空前の幕末スペクタクル巨編、疾風編の続編である。
●『日本近世史図書総覧 明治~平成』日外アソシエーツ編  日外アソシエーツ/6月中旬/税込価格:33,600円/1868(明治元)年~2007(平成19)年に刊行された日本の近世に関する図書34033点を収録。法制史・外交史・美術史・経済史・文学史等の主題ごとに分類。
●『世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵 PHP新書』原口泉著  PHP研究所/6月15日/税込価格:819円/南北戦争がなかったら明治維新は起きなかった。世界経済に巻き込まれるピンチをチャンスに変えた志士たちの奮闘ぶりを読みなおす。
●『福沢諭吉は名探偵!! タイムスリップ探偵団とてんやわんやの蘭学授業の巻』楠木清一郎著・岩崎美奈子絵  講談社/6月中旬/税込価格:651円/戦国時代から現代へ戻ったのも束の間、またもや香里、拓哉、亮平はタイムスリップしてしまう。今回まぎれ込んだのは幕末の大坂。 3人は、身なりのきたないひとりの青年と出会う。彼こそ、あの一万円札の肖像にもなっている、福沢諭吉!
●『龍馬の如く』茶谷清志著  イースト・プレス/6月中旬/税込価格:1,525円/
●『謀略の幕末史』星亮一著  講談社/6月18日/税込価格:880円/いちどは天皇を中心とした列侯合議政府ができるかに思われた幕末。それを一夜にして覆し、王政復古、討幕へと転じた謀略。血を流さずして変革はなかった。
●『史料を読み解く(4)幕末・明治の政治と社会』鈴木淳著/西川誠ほか著  山川出版社/6月下旬/税込価格:1,995円/ペリー来航から大日本帝国憲法発布までの重要な出来事に関わる文書を取り上げ、史料が語る幕末・明治の政治や社会の仕組みを紐解く。
●『新選組刃義抄アサギ(1)』山村竜也著/蜷川ヤエコ著  スクウェア・エニックス/6月下旬/税込価格:560円/“誠ノ武士道”に咲き誇り、“鮮血ノ修羅道”に散った彼らの生き様が、今ここに、新抄として紡がれる。
●(増刷)『平田篤胤』伊藤永之介著  無明舎出版/6月下旬/税込価格:1,890円/平田篤胤(ひらたあつたね)、その出生から不遇の晩年、そして故郷での死。同郷の作家が哀感を込めて描く中高生から読める偉人伝!
●『中原中也と維新の影』堀雅昭著  弦書房/6月下旬/税込価格:-円/維新の影を追いつづけた最後の長州藩士・中原中也。彼の詩に宿るキリスト教と東洋的美意識(もののあはれ)を読み解きながら、幕末維新の精神史を探る異色の評伝。詩にこめられた奇抜にして不穏なことばから導かれる近代日本の矛盾を再考する。
●『渋沢栄一 近代の創造』山本七平著  祥伝社/6月下旬/税込価格:1,470円/名著復刻シリーズ、ノンセレクトの最新刊。近代・日本資本主義の源流を渋沢栄一の足跡を通じて探る。
●『江戸時代の古文書を読む ペリー来航』竹内誠著  東京堂書店/6月下旬/税込価格:-円/
●『イザベラ・バードを歩く 「日本奥地紀行」130年後の記憶』釜澤克彦著  祥伝社/6月下旬/税込価格:1,890円/明治11年、横浜からアイヌ部落までの貴重な旅の風景は、130年後どのような変貌を遂げたのか-。「日本奥地紀行」を著した英国人旅行家イザベラ・バード女史の足跡をたどった記録。
●『魂無き刺客 士魂の音色』森村誠一著  中央公論新社/6月25日/税込価格:680円/剣に将来を託し、武市瑞山の命ずるままに暗殺剣を振るい続けた岡田以蔵の末路(「魔剣」)ほか、苛烈に生きた志士たちの命運を刻んだ時代異譚。全八篇。
●『幕末遊撃隊 集英社文庫』池波正太郎著  集英社/6月26日/税込価格:-円/
-------------------------------------------------
(気になった)日本史・国文 関係
●『京都魅惑の町名 由来と謎をたずね歩く』高野澄著  PHP研究所/6月中旬/税込価格:1,260円/二帖半敷町、天使突抜、閻魔前町、弁慶石町…。京都の歴史にまつわるユニークでミステリアスな町名を取り上げ、意外なエピソードとともに、その由来と謎を紹介する。
●『伊勢神宮に仕える皇女・斎宮跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」』駒田利治著  新泉社/6月中旬/税込価格:1,575円/かつて天皇にかわり、未婚の皇女が都から伊勢に赴き、伊勢神宮に祈りを捧げる制度があった。その皇女の宮殿、斎宮は発掘調査によって、平城宮をモデルとした広大な官衙であることが明らかとなった。皇女の宮を復元、追究する。
●『院政と武士の登場 日本中世の歴史(2)』福島正樹著  吉川弘文館/6月中旬/税込価格:2,730円/
●『日本古代の文字と表記』沖森卓也著  吉川弘文館/6月中旬/税込価格:10,500円/本来中国語を書き表す文字が、どのように日本語を記述しえたのか。漢字の受容と伝来を考察し、古代日本語の姿を浮かび上がらせる。
●『奥羽から中世をみる』藤木久志編/伊藤喜良編  吉川弘文館/6月下旬/税込価格:11,550円/中世奥羽地域に焦点をあてた画期的論文集。平泉政権や安藤氏、南奥羽の国人、戦国大名の様相と伊達氏、奥羽仕置後など17編を収録。
●『古事記の仕組み 王権神話の文芸 新典社新書』志水義夫著  新典社/6月下旬/税込価格:1,050円/「古事記」のイメージを変えてみよう。堅苦しい読み方を捨て、マンガやアニメで育った世代のためのエンターテイメントとして読む。
●『守農太神 安藤昌益』よど秀夫著  幻冬社/6月下旬/税込価格:1,575円/江戸時代の思想家であり農業エコロジーの先駆者でもあった謎に満ちた昌益の全貌。本書では、昌益を発見し世に紹介した狩野亨吉、狩野との関わりで夏目漱石、後に在日カナダ大使となったハーバート・ノーマン、渡辺大涛、そして石垣忠吉の5人に焦点を当てる。
●(増刷)『平泉藤原氏』工藤雅樹著  無明舎出版/6月下旬/税込価格:1,890円/
●『日本食物史』江原絢子著/石川尚子ほか著  吉川弘文館/6月下旬/税込価格:4,200円/日本人は何を食べてきたのか。採集狩猟の原始時代から現代のスローフードまで、豊富な図版で解説。食文化を網羅した日本「食」百科。
●『辞世の言葉で知る日本史人物事典』西沢正史編  東京堂書店/6月下旬/税込価格:2415円/人生の総決算として残された辞世の言葉・・・・。古代から江戸時代まで日本史に登場する82人の辞世を取り上げ、辞世の言葉、その現代語訳、詠まれた状況をたどり、その人物の生きざま、人物像を探ります。
●『新版 古今和歌集 現代語訳付 角川ソフィア文庫』高田祐彦著  角川ソフィア文庫/6月25日/税込価格:798円/日本人の美意識を決定づけ、源氏物語など文学作品はもちろん、美術工芸など日本文化全体に大きな影響を与えた最初の勅撰集。四季の歌、恋の歌を中心にして1100首を整然と配列した構成も後世の規範となっている。
●『和の思想 中公新書』長谷川櫂著  中央公論新社/6月25日/税込価格:798円/
-------------------------------------------------
(気になった本)その他
●『東北地方の苗字 おもしろこぼれ話』鈴木常夫著  本の森/6月中旬/税込価格:1,890円/東北6県に分布する珍姓・稀姓・難読姓に関する歴史的背景や驚きの由来、思わず笑える話などを満載。各県別多姓百選、難読姓一覧付き。
●『機動戦士ガンダム ガンダム最強伝説 竹書房文庫』MEGALOMANIA著  竹書房/6月下旬/税込価格:700円/本書では、ガンダムを「兵器」としての視点で徹底検証。誕生の時代背景から、開発と運用の歴史に至るまでを、本書描き下しイラスト、39点とともに完全収録する。
●『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア アーカイブ 3D&設定資料集』  アスキー・メディアワークス/6月下旬/税込価格:2,625円/
-------------------------------------------------
先月以前発刊書籍(幕末維新または気になったもの)補遺
●『平田篤胤 霊魂のゆくえ 再発見 日本の哲学』吉田真樹著  講談社/1月下旬/税込価格:1,575円/江戸と近代を結んだ稀有な思想の全貌 近代日本の思想的基盤のひとつとなった平田篤胤の思想とは、なんだったのか。そして、「霊=たま」にどのような可能性をみようとしたのだろうか。
-------------------------------------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月28日 (日)

平成21年6月27日付、目についた記事で雑感。

06.27【20代男性のネット利用時間、テレビ超える】読売新聞
>20代男性がパソコンでインターネットを利用する時間は平均で1日約1時間56分とテレビの視聴時間より約5分長かった。動画視聴が増えているためで2004年の調査開始以来初めてネットがテレビを逆転したという。
生活スタイルなんて個人差の激しいことなんでアレですが、パソコンの前で動画を視るのって結構キュウクツ感とかありません?

こちらが能動的にせっする活字媒体(ネットのテキストやマンガなど含む)と違って、基本受身の映像媒体(テレビ・動画)となると、「集中できる環境がないと、そもそも視る気ややる気がおきない」当方であります。

テレビの場合、視たいと思う番組(サッカー・競馬・ガンダム・富野作品くらい)自体少なかったり、視たくても放送時間の都合にコチラがあわないとか多くて、「集中環境を整えよう」なんて段にすらついてません。

ニコニコ動画などのショート映像くらいなら、細切れながらに集中とて出来ますけど、再生時間が長いのとかなると、対応時間も根性もないのでソレだけでスルーです。

マジで当方、集中力とか鍛えた方がいいかもね。


06.27【七賢人・島義勇の写真差し替えへ 「陰気」と不評】ひびの
>島義勇の写真を差し替える。今使っている写真が「陰気な印象」と不評だったため
初代秋田県令涙目ですね、わかります。

関係ないけど自分の証明書写真って、羞恥プレイとかに使えそうですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月27日 (土)

目もかれず 守る山田の 稲妻の 光にふれて ただならず見ゆ(源俊頼)

06.26【6月26日 雷記念日 366日への旅 記念日編 今日は何の日】366日への旅

動画も視ずにカレンダーだけを毎日チェックしている「Wiiの間」。そのカレンダーによると昨日(26日)は雷記念日なんだとかどーとか。

謂れは、延長八年(930年)旧暦のこの日、平安宮清涼殿に落雷があったことにちなむんだそうで、「御霊信仰に付会される歴史事件が、いまだ記念日というかたちでいきてるんだなぁ」と何処の誰が制定したのかは知らず、一人感心。

かつては農耕民族だった日本のこと、天象に属す雷に神格が同居する例は上件の「火雷天神」=菅原道真にもおおく、
記紀や風土記にみえる品のあがれる神としてはタケミカヅチ・アヂスキタカヒコネ・カモワケイカヅチなどがおり、
ふるい伝承には水神としての蛇・雷の祭祀者だったかと推測される小子(チイサコ、童)に雷性が加わっている説話など、バリエーション多くいろいろとみえます。

また、道真以外の御霊に雷が付会されている例も散見されて(京都御霊神社の若宮に雷神が祀られていたり、『平治物語』における源義平雷神化説話などなど)、現代でも冗談か本気かはともかく、落雷にたいして「たたりじゃー」とか「天罰じゃー」とか類想してみたりするのはある意味で定形(笑)。

ついで雷自体が宿す神性としては、「イカヅチ」(厳つ霊?、イカイカという擬音+連体助詞つ+霊?)・「ナルカミ」=「カミナリ」(神鳴)・「イナヅマ」(稲の夫)、「イナツルビ」(稲婚、ツルブが婚の古訓)・「ハタタガミ」(霹靂神)、「カムダチ」(神立ち)など名称に表される神性があり、速さ・激しさ・高威力の比喩として雷(電も訓は同じ)が故事成語や熟語、漢詩や和歌に取り込まれてる例も多いです。

いまの私であれば、斯く雷の象を民俗やら国文の方からとらえたくなりますけど、もっと若い時分や大衆文化の層からとらえようとすると、どんなあたりが浮かびますでしょう?
手元にあった雷神風神図のクリアファイル

雷頑駄無?(SD戦国伝)、ゼロガンダム?(ナイトガンダム物語)、デイン系呪文?(ドラクエ)、FEサンダー系魔法(フリージ家・イレース)、雷神剣?(YAIBA)、角電撃?(メフィスト二世)、サンダードラゴン?(ラジコン・ミニ四駆)、ドリフ?、
などなど、手すさびのまま上のように打ち込んでみましたが、固有像として強いものはさほどないです。

なので、今なら「タケミカヅチ」・「蛇」・「龍」・「小子」・「剣」・「矢」・「鉄器」・「速さ」「蹴」・「宵」あたりが、連想語として私的には落ち着きます。世間一般がどうなのかは当然知りませんけど、俵屋宗達「風神雷神図」あたりがメジャーどこ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月26日 (金)

外出の供は本。

06.26【DS対iPhone、携帯ゲーム機ビジネスに嵐】日経ビジネスオンライン
うえは会員登録が必要な日経ビジネスオンラインの記事。

これにはべつだん珍しいことが書かれているわけでもないんですが、DS側を「子供からお年寄りまで、誰もが気軽に楽しめるという抜群の「安心感」」で訴求・ヒットした商品とみて、また一方を「高画質であることを武器に、優越感を満足させてきた」PSPに代わり、「ちゃんとネットに接続できれば「こんなにも便利で快適になりますよ!」というサービスを用意すること」で訴求・好調なiPod Touch・iPhone側とを対比させた記事。

私見で勝手にまとめると、任天堂がオンライン拠点(「マックでDS」ほか)の進捗をはかり、ソニーがダウンロード専用機「PSP Go」を発表しつつPSPを現行の路線で存続させていく点からして、今後しばくらは「オンラインとオフラインのあいだで携帯ゲーム商戦は進みます。でもダウンロード販売がそうそう主流化はしません」という内容の記事。

こう書いてしまえば、人によって「当たり前じゃん、そんなの」的な感想を抱かれるかと思いますが、記事の趣旨は"現状の見通しを端的にまとめる"ことにあるんだと思うので、ここで肝心なのは現状の傾向を認識しつつも「「ネットに接続できる人だけが、どんどんソフトを楽しめるよ」という方式へと、おいそれと移行できるはずがない」という部分を確認している点かと思うのであります。

これは嗜好品全般にいえることですが、とみにゲームユーザーの場合、人によって重視する点・嗜好する点に方向差・温度差が激しいので(例:画質重視派と非重視派、据置ハード派と携帯ハード派、オンライン派とオフライン派、などなど)、E3が終わって2〜3週間経ったここいらで斯く確認してるのも(今日あたり株主総会も多いし)「あるいみ象徴的かなぁ」と思い反応してみました。

とりあえず現在の私には「外出をしてもゲームを」という嗜好自体はいまのところないので、やや蚊帳の外観などあり。これもまた嗜好差。


先日目についたゲーム記事:06.24【日々是遊戯:海外ユーザーが選んだ「歴代ゲームコントローラー ワースト5」に異論続出!?】ITmedia Gamez
N64コントローラー[中略]完璧に操作するには3本の腕が必要でした。
この記事を書いていた人は、そもそもどんなゲームをしてたのかが気になる……。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年6月22日 (月)

平成21年6月20〜21日付、目についた歴史記事のなかで雑感。

Imgh210622001
06.21【住職が騎馬埴輪復元 : 群馬】読売新聞
なにを思ったのか、たまたま別件のため訪ねた図書館にて、若狭徹『はにわの世界』(低年齢層向けの本なので図版が豊富)を一昨日(20日)借りてきた当方が反応。

我住の秋田県にもいちおう古墳ならないこともないんですけど、ハニワ像が出土したという話しを私はついぞ知らないので、像として結ばれるイメージは、無難なところで200円切手の「武人埴輪」「おーい!はに丸」くんあたり。

いまなら「はに丸王子って王子なのに格好が武人形なのね。歩行兵装でひんべえ(馬)とかいるし」なんて部分が気にもなりますけど、ハニワ形の知名度からいけばわからないこともない。

くだん記事のハニワは、鞍上の服装・髪型から推すかぎり、貴人クラスを模したものとみえますが、シッカリ大刀や弓をもった姿で造られている点など、いわゆる「御狩」の古風をうかがう故実の観点からもみても、なにげに貴重ですやね。我が国における追物射の原型衣装みたいなもんでしょうし、コレ。

あと復元経緯の
1953年頃、佐波・東村(現伊勢崎市)の古墳跡から土器の破片を収集し、石こうや接着剤を使った地道な工法で耳飾りや弓の装飾などを再現
とか、あるいみ凄い。場合が場合なら墓荒らしとでも言われかねない所行ですが、昔だからこそ出来たことなんでしょうか(笑)。


06.20【河北抄】河北新報
幕末から明治にかけては、東北に住む者にとって苦い思いとともに振り返らなければならない時代だが
まーた一括りですか、そーですか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月19日 (金)

字面と勢い

06.18【日本郵政の社長人事…党首討論の詳報〈1〉
06.18【貨物検査特別措置法案…党首討論の詳報〈2〉
06.18【社会保障制度と財源…党首討論の詳報〈3〉
06.18【アニメの殿堂・母子加算カット…党首討論の詳報〈4〉】読売新聞
うえは昨日(18日)付党首討論の記事。
この党首討論について一般の評がどうなのかは知りませんが、実見もせずに字面だけ読んでると「鳩山氏は抽象論が主体なんだなぁ」というのが率直な印象。おそらく首相が回答側に終止まわっていることから推して、「攻撃は最大の防御なり」状態の印象かと愚察。

与党も野党も、マスコミがお膳だてた話題にそって攻めれば、その時事性と話題性という報道制作者の意図も手伝って、露出回数にともなうアピール効果はおおきくもなりますけど、斯く揃いもそろって非難広告ばかりやられても、個人的にはいい加減倦怠感いっぱい。

現に麻生内閣の支持率が低かったり、つい先きごろには民主党の勢いを削いだりと、じっさいにこの手法が効果的なのもわかりますが、字面だけおって動画報道を視ていない人間からすると、煽り効果が幾分うすまっているせいもあって、この右往左往観には奇異観ばかりがともないます。

経済の先行指標・最近の株価なんぞみるかぎり、結果的に経済政策は好位だというのに、支持率に結びついていない麻生内閣の現状などみていると、論・証拠よりも討論は勢いかと改めて実感。

"現状の雰囲気"で総選挙にでもなれば、さすがに民主党も政権くらいとれるとは思いますけど、今度は与党になったらなったで話題欲しさのマスコミに喰い物にされて、短命にだって終わりそうな気はいたします。

政権が移れば当然一時的か長期的かはともかく、株価やお金は様子見がてら逃げちゃうでしょうし、構成する議員からして寄り合い所帯の民主党(連立視野の国民新党・社民党を加えればさらに)のこと、先行きはいま以上に不透明。

煽り耐性つけたいなぁ……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月18日 (木)

平成21年6月17日付、目についた歴史ほか記事。

06.17【『恋瀬姫』誕生 石岡商議所青年部 キャラクター発表:茨城】東京新聞
関連:【Acid Eaters
これはステキな八百万と。
記紀という先例があるお陰で森羅万象、なにを萌絵化されても違和感ないぜ。

ちなみにイラストならa href="http://www.kyodoshi.com/news/2338/)" target="_"blank">コチラの方がより鮮明に視られます。
とりあえず「神祇絵フォルダ」(何ソレ)に保存した。


06.17【asahi.com(朝日新聞社):イケメン武将、集客の陣 カプコンの戦国ゲーム火付け役】朝日新聞社
06.17.【【今どきゲーム事情】中村彰憲:「歴女」って何だ?! 戦国アクションゲームをとりまく動向を徹底解明!〜キーワードは「もてなし」と「地方とのコラボレーション」】iNSIDE
(歴史人口拡大的な意味で)「いいぞ、もっとやれ」。

しかしまぁこれだけハッチャケてますと、小説やドラマを読み見する場合と違って、「これが史実」だと勘違いする人もかえって少ないだろうかと愚察。

当方は当然プレイしたこともありませんがWikipediaに載っていた設定を、三行読んだらお腹いっぱいです。


06.17【2011年大河ドラマは「江(ごう)」 NHK発表】日経ネット
今年の大河がどんな評価なのかは知りませんけど(2009年上半期ヒット商品番付には載ってた)、この平成23年度に意図するところは、裾野のひろがった戦国時代で、尚かつ「篤姫」人気の再現とでもいうところなんでしょうか?
良くも悪くも話題づくりがんばってください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月16日 (火)

「佐賀の乱」あらため…

06.15【「佐賀の乱」にわかに地元白熱 「乱じゃない、戦争だ」】朝日新聞社
06.13【佐賀の乱:教科書記述「佐賀の役」に 「陰謀」説受け問題提起 佐賀市議会 佐賀】毎日新聞
06.12【佐賀の乱 / ワードBOX】西日本新聞
うえは先週から今週にかけまして記事になっていた「佐賀の乱」、その呼称改称運動のお話。

概要は西日本新聞の記事に端的にまとまってるんで、ソレを引用しますと
「明治政府を下野した江藤新平が首謀した乱ではなく、明治政府の陰謀だった」とする新学説が唱えられるようになったことが背景にあり、議員側が「佐賀の役」や「佐賀戦争」と呼称を変更するよう主張。市側は運動が盛り上がれば対応を検討することを表明した。
ということの模様。

つまるところコレは、一般認知の「士族の反乱」という語と「佐賀の乱」とでは、乱は乱でもその事情が異なるという線から出た主張なんだと思いますが、仮に「印象が悪く放置できない」とかいう種の主張が改称理由の大まかなところであるのなら、問題は呼称といったところではなく「士族の反乱」というながれでのみ説明されているらしい、教科書記述の方じゃないかと思いました今日このごろ。

看板をかえれば印象もかえやすいってのは察しますが、乱の字が「国を乱したという印象を持たれる。表現を改めるべきだ」(この人のいう乱は「混乱」の乱か)というのであれば猶のこと、説明をシッカリとしないと結局は「佐賀戦争(仮)という士族の反乱ないし混乱がありました」という理解で終わっちゃいそうなヨカン。

例えばおなじ乱は乱でも、「承平天慶の乱」や「平治の乱」であればその背景から「反乱」の乱でこそ解しますけど、「保元の乱」・「治承寿永の乱」・「承久の乱」とかになってくると、コチラは「内乱」や「混乱」(=乱れ)の乱で解してる人が多いですよね、たぶん。

歴史研究の反映を意図するのであれば、佐賀市の中学校の副読本は「最近の研究により新しい見方がでてきている」と記述しているって部分の訴求にこそ、力をいれるほうがいいんじゃないでしょうかね。

歴史なんて問題が大きくなればなるほど異説のない例自体減りますんで、有力説や確説がないならないで、復説表記もしかたないでしょう。私的には不安定な説を教えられるよかマシです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

«龍馬堂、平成21年6月14日更新なぞ備忘